歩きながらYouTubeを聴けばいい【40代が1年続いたウォーキングの始め方】

朝、起きて顔を洗って、イヤホンをつけて外に出る。それだけのことを、1年以上続けている。
続けられた理由は、あとで気づいた。
どうせ家でYouTubeを見るだけだった
正直に言う。ウォーキングを始める前の休日の朝は、ベッドでゴロゴロしながらYouTubeを見ていた。それだけだ。健康に悪いとわかっていても、体は動かない。意志の力でどうにかなるものでもない。
ある日、ふと思った。
どうせYouTubeを聴くなら、歩きながら聴けばいいんじゃないか。
情報量は変わらない。でも体は動く。これぞ一石二鳥。我ながら天才的な発見だと思った。

空腹時に歩くと脂肪が減る、らしい
それとは別に、YouTubeで聞きかじった情報もあった。朝食前の空腹状態で歩くと、体が脂肪をエネルギーとして使いやすくなる。ビタミンDも生成される。セロトニンも出る。いいことだらけらしい。
「らしい」というのが正直なところだ。ちゃんと調べたわけじゃない。ただ、なんとなく腑に落ちた。
聞きかじりと一石二鳥、この二つが重なって、翌朝から歩き始めた。40代の行動原理なんて、だいたいそんなものだ。
1年続いた、体重も減った
結果から言う。体重が減った。
毎日歩いたわけじゃない。雨の日は休んだ。晩ごはんの後に気が向いたら1時間歩く日もあった。朝30分のときもある。ばらばらだ。それでも1年以上続いている。
続いた理由はシンプルだ。義務じゃなくて、どうせ聴くYouTubeの「場所」が外に変わっただけだから。やめる理由がない。
なぜ続いたのか
川沿いを歩きながら、Podcastを聴く。それだけだ。特別なことは何もない。
ただ、歩いている間は余計なことを考えなくていい。仕事のこと、老後のこと、なんとなく漠然とした不安。じっとしていると際限なく広がっていくそれが、歩いている間は少し遠くなる。体にいいかどうかより、これが一番の理由かもしれない。

40代、独身、一人暮らし。自由な時間はある。でも自由すぎる時間は、使い方を間違えると消耗する。歩くことは、その時間をうまく使う方法のひとつだ。
ぼちぼち続ける
毎日歩かなくていい。完璧にやらなくていい。ただ、何もしないまま老いぼれていくのはごめんだ。
聞きかじりで始めたことが、1年後に体重を減らしていた。それで十分だと思っている。
ナミオ